言葉になる前の違和感を、少しだけ見つめるための入口です。
挨拶、人との距離、評価、特別でありたい気持ち。
はっきり答えが出るものではなくても、考えごとの形を少しずつ確かめていきます。
この風の読み方
身近な言葉から、自分を守る心、他人の評価、認められたい気持ちへ。
最後は、創作と人間らしさの境目まで進みます。
何か思うところがあれば、それで十分です。
読み終えたあとに、自分の考えごとを見つめ直すきっかけとなれば、幸いです。
1. 不利な挨拶
「ただいま」は、どうして「おかえり」に勝てないのか。
何気ない挨拶の使われ方を辿りながら、言葉の中にある距離や不均衡を見つめます。
考えごとへ入る最初の一本として、軽さとひねりのある場所です。
2. 安心を予約する
人を疑うことで、傷ついたときの衝撃を小さくしようとする。
その安心は、本当に自分を守っているのでしょうか。
言葉の違和感から、人との距離と自己防衛へ進みます。
3. 井の中で報われない
報われたいと言いながら、報われない場所を守っていることはないか。
他者の評価を避ける安心と、その代わりに失うものを見つめます。
ここから、考えごとは自分の選び方そのものへ深く入っていきます。
4. なりたかった
特別な何かになりたかった。
けれど、求めていたのは特別さそのものではなく、誰かに認めてもらうことだったのかもしれません。
評価の話を、書き手自身の過去と、認められたい欲望へ引き戻します。
5. AIは偽物か
AIが作ったものは、偽物なのか。
その問いを通して、創作、実感、人間らしさの境目を見つめていきます。
個人の内側から始まった考えごとを、いまの時代の創作へ広げて終わります。
ほかの風へ
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