最近は夜も暑くて、たまに目が覚めてしまいます。
目覚ましが鳴っていないので、それに、外も真っ暗なので、きっと早く起きすぎたのだと分かります。
微睡みながら、床に脱いだままの衣類を確認します。片付ける余力など無く、ただ寝心地のいい体勢を探していました。
明日、起きたらやるように誓いながら、また目を閉じるのです。
そう、その光景は明日の朝に、目が覚めたら見るはずの光景でした。
明日の景色を、覗いてしまったのです。
本棚の奥や、ベッドの下、昔使っていた筆箱の中。
今もそこにあるのに、今は見えない景色が散りばめられています。
僕はまた、いつでも、そんな景色を見ることになるでしょう。
それは、いつから僕のことを待っていた景色なのでしょうか。
息を吹き込む