産業廃棄物だよ

あー。

僕は、産業廃棄物かもしれない。

人間は社会のパーツであるというのに、僕はそれを見上げるばかりで何もしてやれない。

それは僕のせいではなくて、あいつらのせいだと思う。

あの上の方で、きりきりと音を立てながら回っている奴らが摩耗した。

それで削りかすが落ちてきて、それが僕なのだと思う。

あー。

僕は、あそこに行く必要がない。

なぜなら、向こうから手を差し出してくる様子がまるでない。

治ったり、成長したりもしないと思う。

ここはゴミ置き場ではないけれど、何置き場でもなかった。

もう錆びないし、腐らないと思う。

あー。

今は人を捨てる場所もないみたいだし、リサイクルとかになるのかな。

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