4階

初めて見る木があったのです。

いつものように窓を開けて煙草を吸っていたら、前の通りに生えている木の枝の上の方だけ鮮やかな黄緑でした。

8月も終わる頃に、僕はなんだか春を感じてしまいました。

ああいうふうに、木は葉をつけていくのでしょうか。

名前を知らないくらい平凡でありふれた木なのです。

なんてつまらない1日でしょう。

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