空っぽを覗くと

言葉として交わされる愛は、時として空っぽです。

言えば言うほど、空っぽになっていきます。

聞けば聞くほど、空っぽになるのです。

空っぽの言葉をじいと見ていると、向こう側が透けて見えてきます。

言葉が運んでいるものを、よく見ること。

本当は見えないものを、よく見ようとすること。

だんだんと浮かんでくるのは、僕とあなたでした。

愛とか何もない、二人だけがそこにいます。

ただ空っぽの言葉だけが、そこを行き来しています。

風止場管理人

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